歯磨き粉に入っている研磨剤にはデメリットがある?

歯磨きを毎日しているのに歯の黄ばみが白くならないとか、着色汚れがイマイチ落ちている気がしないという場合は、もしかしたらその犯人は「研磨剤」かもしれません。

市販の歯磨き粉の多くには、研磨剤が入っています。

研磨剤というのは、

”研磨材(けんまざい)は、相手を削り研ぎ磨くのに使う硬い粒ないし粉であり、研磨剤と表記されたり研削材とも呼ばれる。 研磨材を構成する1粒は「砥粒」(とりゅう)と呼ばれる。 日常で用いられる細かな研磨材は「磨き粉」(みがきこ)などと呼ばれる。 本記事では便宜上、研磨材と研磨剤を同一のものとして扱う。” wikipediaより引用

このように、「相手を削り研ぎ磨く」という働きがあるんです。歯磨き粉の場合は、この「相手」というのはもちろん「歯」なわけです。

歯が削られて研がれて磨かれるわけで、確かに歯の表面についた汚れは落ちるかもしれませんが、同時に高確率で歯の表面のエナメル質を削り取ってしまうんですね。

もちろん、目には見えないくらい細かい傷ですが、そうした傷が無数につくことで、歯にはダメージが蓄積していきます。

エナメル質の下には歯の神経が通っているポイントが点在しているので、エナメル質がどんどん薄くなっていくと、冷たいものや熱いものがしみたりする「知覚過敏」になってしまう可能性もあります。

また、研磨剤でできた歯の表面の傷には汚れがたまりやすいので、せっかくきれいにした歯でもすぐにまた汚れがたまってしまう、なんてことも。

そして、研磨剤が歯と歯ぐきの間に挟まってしまうことで、歯ぐきにダメージを与えたり、歯垢の原因となったりするわけです。

こうして書いてみると、研磨剤にはいいことがないような感じもしますが(笑)、もちろん汚れを落とす力があるからこそ歯磨き粉に使われているのは間違いありません。

ただ、歯の健康と美容をキープしたいのであれば、研磨剤を使わずに汚れを落とす成分を使っている歯磨き粉を選んだ方がよさそうですね。

ただ、歯磨き粉の成分の欄に「研磨剤」と書いてあるのかというと、そういうわけではありません。研磨剤として使われる成分というのは、「リン酸水素カルシウム」、「水酸化アンモニウム」、「炭酸カルシウム」など。

なので、歯磨き粉の成分のうち「清浄成分」というところにこれらの名前を見つけたら、それは研磨剤を使っていると考えていいでしょう。

歯磨き粉の多くに研磨剤が使われているというのが現状です。ただ、じっくりと成分表を見て歯磨き粉を選べば、歯の健康や美容を守りながら、しっかりと汚れをおとすことができる歯磨き粉を見つけることはできるはず。
参考:ホワイトニング 通販 おすすめ